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お役立ちコラム

2022/08/29
地下茎の深い雑草対策!雑草の種類や効果的な草刈り・除草法を解説!

「地下茎の深い雑草に困っている…」
「地下茎の深い雑草にはどのように対処したらいいんだろう?」
と悩んでいる方はいませんか?

 

地下茎の深い雑草は処理が難しいうえに繁殖力が強く、なかなか大変ですよね。
そこで今回の記事では、地下茎の深い雑草の種類や効果的な対処法について解説します。

地下茎の深い雑草対策!雑草の種類や効果的な草刈り・除草法を解説!

地下茎の深い雑草にはどんなものがある?

地下茎とは、基本的に地中にある茎のことで、さまざまなタイプに分類されます。
この地下茎が地中深くに走っていることで雑草が強く固定されてしまうため、地下茎の構造に合わせて適切な対処をしていくことが必要です。
以下では、地下茎が深く厄介な雑草について見ていきましょう。

ドクダミ

はじめに紹介する地下茎の深い雑草は「ドクダミ」です。
独特の匂いを持ち、多年草(数年を通じて生き続ける植物)に分類されます。

 

日陰を好む繁殖力の強い植物で、ほんの数日で庭がドクダミに埋め尽くされてしまう、ということもあるのです。
コンクリートの割れ目からもお構いなしに生えてくる生命力の持ち主で、駆除にも大変な手間がかかります。

 

そのため、具体的な駆除の方法としては、地下茎が伸び始める前に丸ごと引き抜くのが手っ取り早いです。
もし伸びてしまっていた場合は、生えている範囲がとても広くなってしまうため、広範囲に使用でき、かつ根を枯らすことのできる除草剤が効果的です。

スギナ

次に紹介する雑草は「スギナ」です。春先によく見られる「ツクシ」を産む多年生植物で、繁殖力・再生力ともにトップクラスです。
すぐに増えてしまううえに地下茎を広く張り巡らすため、抜くにもパワーと根気が必要となります。

 

そのため、駆除の方法としては、ドクダミと同じように広い範囲の根に効く除草剤を用いることが望ましいでしょう。

カヤツリグサ

次に紹介する雑草は「カヤツリグサ」です。
田舎道や水田の脇など、多くの場所で見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。
カヤツリグサは春先に発芽する1年草で、初夏ごろになると30〜50cmほどの背丈まで成長します。

 

地下茎を広範囲に広げてどんどん増えるのに加えて、地上の茎の先端から種を落とします。そのため爆発的に密集して繁殖するというのが特徴です。

 

一度生えてしまうとなかなか駆除が難しいため、まずは生やさないよう対策を行うことが大切です。
生えてしまった場合は先述の2種のような根まで枯らす除草剤をもちいる事が有効ですが、「畑や水田に生えやすい」という特性上、使用が憚られる可能性もあります。

 

そのため、除草剤を選択的に撒くことのできる除草機を使用することも視野に入れておくと良いでしょう。

ヨモギ

ヨモギはキク科に属する多年草で、食材としても親しみのある植物です。
芝生のあるところに生えることが多く、芝生の成長を妨げてしまいます。
多年草という特徴上、枯らさない限り半永久的に生え続けてしまうことが難しいポイントです。

 

このようなヨモギを根絶するためには、大変な苦労をして根こそぎ伐採を行うか、除草剤を使用するしかありません。

 

除草剤を使用するタイミングは、冬がおすすめです。
冬は芝生が休眠状態になるため、除草剤を使用しても芝生を枯らす心配がありません。
冬のヨモギは伏せた形になっていることが多いため、ピンポイントで除草剤を落とすのが効果的です。

 

春から秋には「芝生専用除草剤」が利用できるため、時期に合わせた除草剤を用いましょう。

チガヤ

チガヤは河川敷などに生えていることの多い植物です。
4月ごろに発芽する多年生植物で、繁殖力が非常に高いです。
先述の植物たちと同じように、地下茎を広げ、広範囲に繁殖してしまうのが問題と
して挙げられます。

 

また、「アレロパシー」という物質を地下茎から産生し、他の植物の発育を妨害することも問題視されています。
地下茎が広範囲に張り巡らされるため、根ごと枯らす除草剤が有効です。

地下茎の深い雑草への対処法

ここまで、地下茎の深い雑草について紹介をしてきました。
では、これらの雑草が庭や敷地に生えている場合にはどう対処すればよいのでしょうか。
ここから、地下茎の深い雑草への対処法について解説を行います。

地下茎を丸ごと引き抜く

地下茎の対策として最も手っ取り早いのが「茎から丸ごと引き抜く」という方法です。
地上に出ている部分だけでなく、地下に伸びている部分をしっかりと引き抜くことが重要です。
毎日行うことで地下茎を確実に疲弊させ枯らすことができます。

根まで浸透する除草剤を使用する

先ほども何度か紹介していますが、根まで浸透する除草剤を使用することも有効です。
除草剤の種類は多岐にわたるため、他の植物との兼ね合いも考えて除草剤を選ぶようにしましょう。

地下茎の生えにくい土作りを行う

最後に紹介する対処法は「地下茎の生えにくい土作り」を行うということです。
具体的には、定期的な草刈りや耕しにより「ふわふわな土を作る」ということになります。
ふわふわな土とは、文字通り土同士の間隔が空いている柔らかい土を指し、地下茎の深い雑草が生えにくい環境を作ることができるのです。

まとめ

今回の記事では、地下茎の深い雑草の生態とそれらを排除する方法について解説を行いました。
地下茎の深い雑草を処理する際には、雑草の種類や生態に合わせ適切な方法を選択する必要があります。

 

今回紹介した内容を参考に、適切な対処を行ってください。

 

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