空地に雑草が生えている、時々目にするシーンですよね。
「雑草が生えるのは空地だから仕方ない」そう思う人もいるかもしれませんが、実は空地に雑草が生えたままになっているのは、あまり良いことではありません。
自治体によっては、空地の雑草対策に非常にシビアなところもあって、放置に対する条例を定めているケースも少なくないのです。
「空地なのだから草が生えていても問題ない」そう考えるのはおすすめできません。
ここでは、空地の雑草を放置するデメリットや対策についてお話ししましょう。
目次
建物を解体した等で、空地ができると、そこは雑草がとても生えやすくなります。
雑草は、地中に根が残っていれば、手入れをしてもすぐに生えてきてしまいますし、空地は日光を遮ってくれる建物がないわけですから、雑草の増殖に最適な環境でもあるのです。
また、ほとんどの雑草は種を飛ばし、様々な場所で成長する仕組みになっています。
空地はそうした種も受け入れてしまうので、いわば雑草に生える場所を提供しているのと同じといえるでしょう。
さらに、空地は、所有者が対策を講じない限り、雑草は増えていきます。
こまめに雑草を取り除かなければ、増える一方ということです。
空地の雑草、ものすごい勢いで増えるので、できれば何もしたくない、そう思う人も少なくないかもしれません。
確かに、今後の使用が確定していない空地なら、そのままにしておきたい気持ちもわかります。
特に面積が広いと、雑草の処理も大変、仕事が忙しいと手が回らないかもしれません。
ですが、自治体によっては、この空地の雑草を、条例でそのままにしておくことを禁止しているところもあります。
空き家についても放置していることが問題となり、条例を制定している自治体もありますが、空地に関しても同じようなことが言えます。
ほとんどの市町村で、「空地管理条例」が制定されており、空地の雑草対策を講じていないと、指導や勧告を受ける可能性があるのです。
そんなことになる前に、雑草対策を講じておきたいものです。
空地の雑草対策、正直なところ、空地だから特に何もしたくないという気持ちもわかります。
何かに使う目的もないのに、雑草対策に時間を取られるのは大変かもしれませんが、実は雑草を放置しておくといろいろなデメリットがあるのです。
雑草はあっという間に生えてきます。
空地のように、遮るものがない場所は特に、1週間も放置しておけば一面雑草だらけということになります。
雑草は、景観に大きく影響します。
周りに不動産を所有している人から、見た目が悪いなどの指摘を受けるかもしれませんし、それが原因で近隣との関係がこじれてしまうといったケースもあるのです。
空地の雑草は、害虫が発生しやすくなって、それが近隣に害を及ぼすこともあります。
また、害虫だけでなくネズミなどの住処にもなりやすいので、衛生的な問題が発生します。
さらに、雑草が繁殖していると、周りから見えないという意識が働き、不法投棄をされる可能性も高くなります。
雑草が不法投棄を誘発しているといってもいいのです。
「空地だから仕方がない」という言い訳は通用しません。
雑草はそのままの形で枯れることが多いです。
周りから見えにくいということは、そこに放火をされてしまうこともあるでしょう。
たばこの投げ捨てで火事になるということもないわけではありません。
火事が起きて、周りの家に迷惑がかかると、その保障という話にもなってしまいますから、しっかりと対策したいところですね。
こういうことがないようにするための条例が制定されているので、空地の所有者は雑草対策をする義務があると覚えておきましょう。
空地の雑草対策は、面積が広いので、できるだけ有効な方法を探すことが大切です。
砂利を敷くという人もいますが、これはうまく敷けないことも多いですし、砂利のあいだから雑草が生えてくるので、お手入れをこまめに行う必要があります。
できるだけお手入れの回数を減らし、雑草が生えにくい対策としては、除草剤を使うのも一つの方法です。
除草剤には、タイプがいろいろあるので、どういった雑草に効果があるかを調べて適切なものを使いましょう。
また、散布する時期やタイミング、量などもそれぞれ違いますし、中には散布すると数年間植物が生えないという強力なものもあります。
あらかじめ効果や使い方を調べておくことがおすすめです。
そして、一番雑草対策として有効だといわれているのが、防草シートです。
これは、空地全体を特殊なシートで覆い、日光を遮って雑草を枯らし、生えてこられないようにするものです。
ただし、除草剤などに比べると、かなり費用が掛かってしまうのが難点。
費用が掛かってもその後の手間を省きたい人には向いている方法といえるでしょう。
空地の雑草対策は、早めに着手すればするほどやりやすくなります。
ですが、仕事が忙しい、空地と離れた場所に住んでいるなどの理由で、お手入れが難しい人もいることでしょう。
空地の雑草対策として、庭木手入れ業者に依頼をするというのも一つの手です。
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