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お役立ちコラム

2022/05/31
49日(四十九日)までしてはいけないことは何があるの?そもそも49日って?

身内で亡くなった人が亡くなると、悲しむ余裕がないくらい、いろいろと考えなければなりません。
仏教の葬儀の場合、「四十九日」という言葉を耳にするかと思いますが、この日までにしておかなければならないことや、してはいけないことがあることをご存知でしょうか。

「何となく知っているけれど、詳しく知らない」という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、四十九日の意味や、それまでにしておかなければならないこと、してはいけないことを、簡単にお話ししておきましょう。

49日(四十九日)までしてはいけないことは何があるの?そもそも49日って?

四十九日の意味とは?

四十九日とは、元々仏教用語の一つです。
仏教では、人が亡くなると、極楽浄土に行けるのかどうかという判断を、閻魔大王を含めた十王が7日ごとに行うとされています。
その最終判断が行われるのが、7回目の裁きで、それがちょうど49日目ということから、極楽浄土に旅立つための追善法要が四十九日というわけです。

亡くなって7日目に「初七日」の法要が行われるのは、最初の審判に対しての最初の法要ということです。
49日目に極楽浄土に行けるという最後の法要が四十九日で、そこまでは故人の魂はこちらの世界にいて(仏壇にいると言われています)、それ以降は故人が極楽浄土に旅立ったという認識になるわけです。

ただし、宗教によっては、四十九日の数え方や法要のやり方が違うケースもありますから、日程を決めるにあたっては、あらかじめ確認しておくことが無難でしょう。

四十九日までしてはいけないこと

四十九日までにしてはいけないことはいくつかあります。
この期間というのは、遺族が亡くなった人の死を悲しむ時間で、つつましやかに過ごさなければならないと言われています。
さらに、周りの人に死の穢れを伝染させないために、してはいけないことが決まっているとも言われています。
もちろん、宗教によって違いはありますが、ここでは一般的な内容についてお話ししましょう。

新年の挨拶やお祝い

「あけましておめでとうございます」などの挨拶やお祝いは、四十九日までは避けましょう。
こうした挨拶は1年の始まりとして大切ではありますが、四十九日が終わっていないのであれば、それは控えたほうが無難です。
お祝い事には、結婚式やお祭りも含まれます。

最近では、結婚式に参加してはいけないということは言われませんが、おそらく招待した側が気を使うので、遠慮するケースがほとんどです。
四十九日が終わってから、お祝いをするということでも、問題ないでしょう。

神社などへの参拝

神社にある鳥居は、神様の通る玄関で、そこに穢れを持ち込むことはできません。
四十九日の忌明けが済んでから、行くようにしましょう。
ただし、七五三などのような、期間が決まっているものについては、神社の神主さんなどによく相談し、適切な方法を取ると安心です。

お歳暮やお中元を贈る

「お祝い事とは関係ないので、問題ない」という人もいますが、考え方によっては穢れを送っているということになるので、避けたほうがいいかもしれません。

引っ越しや家の新築

四十九日の間は、亡くなった人が家の中にいると言われていますから、最後のお別れが終わるまでは、その場を離れるのはおすすめできません。

四十九日までにしておかなければならないこと

反対に、四十九日の法要が行われるまでにしておかなければならないこともあります。

初七日の法要

亡くなってから7日目に行うのが初七日です。
ただし、最近では葬儀の際に初七日の法要まで行うケースが多くなっていますので、繰り上げ法要などの方法がいいかもしれません。

毎日の供養

これは、祭壇に向かってお参りをすることで、お水を毎日変えてお線香を24時間絶えずつけておきましょう。
最近では長い時間つけておくことができる渦巻き状のお線香もあるので、そういったものを使うといいでしょう。
遺骨と位牌を安置しておく「あと飾り」も、四十九日までは飾っておくのが基本です。

遺品整理

亡くなった人への悲しみが落ち着かない期間ではありますが、形見分けも兼ねての遺品整理は、気持ちの整理もつけるうえで大切です。
なかなか難しい場合には、遺品整理業者の力を借りることも一つの方法です。

法要の準備

もちろん四十九日の法要準備も忘れないようにしましょう。
日程を決め、その場所や時間も決めなければならないので、早めにお寺などに相談しておきたいところです。
元々お墓がある場合には、納骨も法要の時に行います。
お墓がない場合には、その準備も必要ということになります。

「喪中」と「忌中」の違い

「喪中」は、「喪に服す」という期間で、遺族が悲しみをいやすためのものとされています。
期間は一周忌までというのが一般的です。

「忌中」は、四十九日の法要が終わるまでの間、死の穢れが周囲に広がらないように家にこもる期間です。
この期間は、配偶者や子供、兄弟姉妹によって若干長さが変わることを覚えておきましょう。

まとめ

四十九日は、悲しい気持ちの中で行わなければならないのですが、故人への気持ちを大切に、準備を進めたいものです。

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