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お役立ちコラム

2022/04/24
遺品整理と生前整理はどこが違うのか?行うタイミングは?

遺品整理は、自分の親が亡くなった時にやらなければなりませんが、最近では生前整理という方法も増えてきています。
どちらも自分の財産などを整理する方法なのですが、具体的な中身は全く違っています。
なんとなく似ているというイメージがありますが、自分の将来的なことを考えると、しっかりと違いを把握しておきたいのではないでしょうか。
ここでは、遺品整理と生前整理の違いや、行うタイミングなどを具体的に解説しましょう。

遺品整理と生前整理はどこが違うのか?行うタイミングは?

遺品整理とは

遺品整理とは、文字通り「遺品・残ったものの整理」ということです。
故人の残した品(財産や持ち物)を、残された遺族が整理をしていきます。
遺品整理に関しては、遺産相続や賃貸物件などを除いて、期限が決まっていないので、四十九日の法要が終わってから行うという人も少なくありません。

そして、遺言書があるかどうかを明らかにすることも大切です。
遺言書があれば、それに沿った遺産相続が行われますし、遺品整理も記載があればそれに従うようにします。
遺言書は、公正人が立会いの下で作成されたものは、開封できますが、そうでない場合には家庭裁判所に提出しなければならないので、見つけた場合には早めに提出しましょう。
最近ではエンディングノートを作っている人も多いので、その確認も必要と言えるでしょう。

生前整理とは

生前整理も文字通り、生きているうちに自分の財産を整理することです。
自分の死後に、遺族間での相続トラブルが起こらないように、あらかじめわかりやすく整えておくという方法で、最近では増えてきているのです。
生前整理の場合、「自分で財産を整理する」ということが目的で、物に関しては遺族のためというよりも、自分の今の生活をより快適にするために行うとされています。

自分の死後、品物については遺族が処分すればいいのですし、遺言で取り扱いを記しておけばいいので、「亡くなるまでは好きに使いましょう」という扱いのようです。
自分の親が亡くなって、遺品整理が大変だったという経験がある人が、生前整理を行うケースが多く、自分が死んだ後に、出来るだけ遺族に迷惑をかけたくないという気持ちの表れとも言えます。

遺品整理と生前整理の違いとタイミング

遺品整理と生前整理、どちらも整理をすることに変わりはないのですが、大きな違いは、遺品整理は遺族が、生前整理は本人が行うという点です。
特に、財産に関しては、遺品整理の場合には遺言書がないと、もめることが多くなります。
しかも、遺品整理では、個人の持ち物や財産がどれくらいあるのかわからないために、調べるところから始まることになります。
亡くなったという事実を受け入れるにも時間がかかるうえに、遺品の整理が難しいというのは、遺族に大きな迷惑が掛かってしまいますよね。

遺品整理の場合、相続に関する遺産の手続きには期限が決まっていて、それまでに行わなければなりませんが、それ以外の品物については期限に定めはありません。
ですから、品物を遺品整理するタイミングは、遺族にお任せということになります。

また、生前整理は、自分が生きているうちに財産の整理をするわけですから、これも期限はありません。
タイミングとしては、自分の生活環境に変化があった時(自分の親が亡くなった、定年退職したなど)に行う人が多いようです。
「自分が死んだ時に、家族の手を煩わせたくない」と思った時に始めるといいのではないでしょうか。

整理や片付け業者の手を借りるのも一つの方法

生前整理の場合には、自分がまだ生きているわけですから、ある程度の整理をすることは可能だと言えます。
ですが、遺品整理は、すでに自分はそこにいないわけですし、遺族が財産などでもめるというのは避けたいところですよね。

しかも、遺品整理は、遺言書や遺品について記したものがないと、どこから手を付けていいかわからないという状態になってしまいます。
「素人判断で処分したものが、実はとても価値があるものだった」ということもあるので、遺品整理は遺族に負担がかかりやすいと言えるでしょう。

もちろん、生前整理に関しても、どうやって財産を残すのか、有効な方法がわからないという人もいるかもしれません。
そんな時には、整理や片付け業者の手を借りるのも一つの方法です。
遺品整理などのように「遺族には判断がつかないものがある」「相続の都合で期日が決まっている財産がある」という場合、うまく作業が進まないケースも多いのです。

そんな時に整理や片付けできる業者であれば、知識も豊富ですし、適切なアドバイスがもらえることでしょう。
もちろん、その業者の見極めも大切ですが、それは「見積りをしっかり出してくれるか。」「対応が丁寧か。」といった部分で判断をすれば問題ないでしょう。
忙しい中で確実に遺品整理を進めるためには心強い味方と言えるのです。

まとめ

遺品整理と生前整理、どちらも中身をはっきりさせておくことで遺族の負担を軽減することが可能です。
「自分が死んだ後のことなんて」と、思うかもしれませんが、やはり遺族のことを第一に考えて、少しでもこうした整理をしておくと安心ではないでしょうか。

弊社は愛知県を中心に岐阜・三重の東海三県で便利屋サービスを提供しております。お見積り・ご相談・出張費は無料で、予約状況によっては即日対応も可能です。

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